食道楽Neo “オーナーシェフ” 萩原 常夫さん(後編)
ダンディ店長を探せ!:Vol.18 食道楽Neo “オーナーシェフ”萩原 常夫さん(後編)
食道楽Neo オーナーシェフ 萩原 常夫(はぎわら つねお)さん、後編です。
前回は萩原さんのダンディすぎるヒストリーをご紹介しましたが、今回はダンディルールズ、ダンディドリームインタビューです。
まずは店内のご紹介を。
とってもオシャレでかわいくてテンションが上がります!
女性一人でも入りやすい、明るくて清潔感のある雰囲気が素敵です。
モロッコ シャウエンの街をイメージした青と白を基調としたテーブル席。
床にはタイルが。
華やかにお店を彩る黄色が鮮やかなカウンター席。
―店名の由来を教えてください。
萩原さん「“食道楽”は、いろんな国に行ったから“食べる道”にしようと思って。レストランNeoだと、敷居の高いフレンチかなって思ってお客さんが入りづらいかなと。“Neo”は、名前が常夫(ツネオ)なので。フランスでは、向こうの人は発音しづらいから、“ネオ”って呼んでもらっていたんです。顔を覚えてもらえるように髭も生やして。当時マトリックスが流行っていてフランスでも有名で、主人公の名前がネオだったので、これだ!って。」
―お料理や食材のこだわりを教えてください。
萩原さん「肉料理がメインで、低温調理や真空を用いていて、仕込みに1週間以上かかるものも少なくありませんが手間は惜しみません。“食材の潜在能力を最大限発揮させられるように”という思いでいつも料理しています。野菜は、地元柏の契約農家の無農薬・有機野菜のみを使用しています。ワインは、厳選した酸化防止剤不使用の、ボルドー・山梨産のものだけを置いています。」
ハラミステーキ 1,400円(税抜)
―メニューにある、“すごいフランスパン”というのも気になります…!
萩原さん「知り合いの、フランスでずっと料理人をやっていた人が作っているものです。帰国して、日本にはおいしいフランスパンがないって言って、今フランスパンと食パンしか作っていないんですよ。小麦の味がすごくするのでぜひ!」
“フレンチトースト×スイートポテト”という新デザートメニューを考案中の萩原さん。
そのアイディアに驚き。中をくり抜いたフランスパンにスイートポテトをイン!これをマリネしておいて輪切りにして焼いてアイスを付けて提供予定なんだとか。おいしそうです~!
―今後の目標を教えてください。
萩原さん「オープンしたばかりなので、まずはお店を軌道に乗せる。それしかないですね。わざわざ南柏に食べに来ていただける、そんなお店にできれば、それが本当の“価値”かなって思います。」
―最後に読者にメッセージをお願いします!
萩原さん「お店では、自由に楽しく過ごしてもらえればと思います。今年初めてユルベルトに参加したのですが、『今まで気になってたけど、2階だし、中の様子がわからなくて入りづらかった~。』というお客様も多くて。みなさんが思っているよりも、カジュアルなお店ですよ~!ってことをお伝えしたいです(笑)。フレンチでも和食でもない、創作料理をぜひお楽しみください!」
以下、お店の基本情報です。
食道楽Neo (しょくどうらく ねお)
〒277-0855 千葉県柏市南柏1-5-10 2F
☎04-7192-6648
【営業時間】月~土 19:00~0:00
【定休日】日曜日
掲載情報は2018年11月21日の取材時のものです。
掲載内容が変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。
取材・執筆:小島 眸 撮影:児玉 啓