Bar Plat「桜尾で甘く切ないブルームーン☆」
とあるホテルのバーカウンター🍸
俺の隣では、不二子ちゃんっぽい美女が、なぜか困惑顔だ……
“ブルームーンを”
緊張が重なり、俺のおかわり3杯目。
“私、失礼するわ……”
“ええっ?!(これから本題なんですけどぉ!)”
彼女はヒールの音をカツカツ言わせて、去って行った……。
“まっまっ待っっっ~”
って、情けない顔で目が覚めた。
はぅぅぅ~夢か……
俺です。
あの時、カクテル言葉を知っていたならね………
ブルームーンのカクテル言葉は「できない相談」なのさ。
“どうしました?浮かない顔をされてますね”
Platの店長が微笑む。
お~し、できちゃう相談しちゃうぞ♪
“桜尾で、ブルームーン作ってみてくれないかな?”
“承知しました!”
桜尾は、広島のクラフトジン。
魅力的だと思うのは、広島産の植物を沢山使い、
清々しい風味を持ちながら、
まっこと日本人らしく、自分以外の、
混ぜられた他の液体を活かそうとするところだ!
「俺が!俺が!」じゃないのよ。(と思う)
他者を活かすことで、己も活きる!
かっけぇ~☆
この潔いサムライのようなクラフトジンに憧れる!
そして俺は、ブルームーンの特徴である、
すみれのリキュール、パルフェタムールの風味も好きだ。
前回のシップスミスでパラダイス☆に続き、
今宵、俺のブルームーン最上レシピを決めてやるんだぜ☆
薄紫色の美しいカクテルは、
パルフェタムールの香りが甘く、とても切ない。
そして、ちゃんと活きてるジンの清々しさと合わさって、
な~んて初々しい一杯なんだ☆
“はぁ、美味しいねぇ~”
“よかったです”
はい!マイレシピ登録👍
ここで忘れちゃいけない大事なことは、
「店長のつくるブルームーン」が美味かったということだ☆
そしてカウンターの中では、
“恋人できたら、スタッフ一同で胴上げ!”とゆー、
何かの罰ゲームですか?的なイベントが、
いつの間にか立ち上がっていた……
ゔ~💧
今にみてろよ!
って言えるわけねーだろ(笑)
Bar Plat
Tel:04-7162-4862
千葉県柏市柏2-8-5 やまもとビル2F
月曜~土曜・日曜(祝前日のみ)19:00~26:00
定休日 日曜(日曜営業の場合は月曜が振替休み