くつろぎのBar

Espresso&Bar come al SOLITO「孤高の王子(後編)」

俺です!前回の続きだよ!

 

“………いただきます!”
M氏が「別格」と評した、リンゴが原材料のLe gin Calvados Cask Finish。
俺はそれを慎重に味わうことにした。

 

結論から言えば、とても美味い✨
それは、ジンの常識を越えた香りと味わいだった。

 

その香りは、ジン?と瞬間わからない程、複雑。
華やかさと清廉さが渾然一体。
俺が感じたままに表現すると、もの凄く高級な樹木の「材」の印象なのだ✨
(俺の生業は植物コンサル)
ほら、日本にだって、香道というジャンルがあるだろう?

 

①ジンにとって必須のジュニパーベリーが、他のアロマと渾然一体
②原材料がリンゴであり、カルヴァドスの樽で熟成された
③シナモン・カルダモン・ローズ等、8種類のアロマがブレンドされている

 

ジュニパーベリーは、針葉樹セイヨウネズの果実。
その風味が目立てば目立つ程、ジンの印象として鋭くなる。
だが、②と③のリンゴと他のアロマのマジックが、
ジンの常識を飛び越えてしまったように思う。
ほとんどのジンのベースは穀物由来であり、
他の酒樽での熟成など無いのだ。

 

味わいは、香りから想像するよりも、
リンゴ由来のせいか、甘く感じる。

 

俺の少ない経験では、コイツは“孤高”としか言いようがなく、
世界観の違う味わいだが、確かに美味い✨

 

あぁもっと真面目に国語を学べば良かった💧
俺の貧しい語彙力では、これがいっぱいいっぱいの表現だ😅

 

いわゆるジンとは別格であり、他の追随を許さぬ気高いコイツを、
俺は「孤高の王子」と呼ぶことにした。

 

孤高の王子、Le gin Calvados Cask Finish。
世界の違う場所に、お前はいるよ。
俺も含めて、お前を慕う者達は、お前のしもべだね。
いいよ、お前を飲むとき、俺は喜んで、しもべになろう。

 

………たまげた酒もあるものだ。
俺と酒との出会いは、まだまだ続く………。

 

*画像は Le gin と、“ナッツのハチミツがけとマスカルポーネ”

 

次回は、Plat店長に俺がインタビュー?!
気の向くままに、一問一答。
どうなることやら……(笑)

 

Espresso&Bar come al SOLITO

柏市柏1‐1‐11 ファミリかしわ(丸井ビル)1F
柏駅南口より徒歩1分 ウイスキーの樽が目印
04-7197-2802
月~金    13:00~21:00
土・日・祝日 11:00~21:00

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