Outdoor Chill Dining WARMTH 柏“オーナー”水口雄太さん

ダンディ店長を探せ！：Vol.8　WARMTH“オーナー”水口雄太さん

今回ご紹介するダンディ店長は、

Outdoor Chill Dining WARMTH(ウォームス) 柏のオーナー、水口雄太(みずぐち ゆうた)さんです。

お店は、柏駅東口から徒歩約3分の場所にあります。

古材を活かした木のぬくもりのある手作り家具やアンティーク照明の光に包まれながら、

ほっとくつろげる店内でいただく熱々料理が人気のダイニングバーです。

大学進学をきっかけに地元、静岡県から千葉県柏市にやってきたという水口さん。

一人暮らしをしながら大学生活を送る中で、駅前はグルメやショッピングに便利ですが、駅から少し離れると、のどかな田舎の風景が広がっていて自然が多い所を気に入り、大学卒業後も柏にいようと決心したそうです。

そんな水口さんが自分のお店を開くことになったきっかけは、WARMTH開業前に働いていた、

柏駅西口のダイニングバー6SENSE(シックスセンス) (2017年４月閉店)での出会いと経験でした。

大学の友人、平田賢二さんの紹介で出会ったのが、6SENSEのオーナー兼、初代店長の三宅正直さん、オーナーの仲川弘基さんでした。

やりたいことがなかなか見つからずにいた、当時29歳の水口さんにとってこの出会いは、飲食店経営者として歩むことを決断する足掛かりになりました。そして6SENSEで出会い、できた友人は、かけがえのない財産になったといいます。

三宅さんと仲川さんが現場を離れ、自身が店長を務めるようになった頃、「みんなが楽しんでいる姿を見るのが幸せ。」「楽しんでもらえるような空間を自分で作りたい。」「柏のまちをもっと盛り上げていきたい。」と強く思うようになり、開業を決意。

そうして2017年1月15日にオープンしたのがWARMTHでした。

―お店のコンセプトを教えてください。

水口さん「店名やロゴマークでも表現しているように、テーマは“ぬくもり”や“暖かみ”です。アットホームでカジュアルな雰囲気の中、ゆっくりと食事や会話を楽しんでもらえたら嬉しいです。」

―店内に飾られているロゴマークも、ぬくもりを感じますね。

水口さん「柏にある、刺繍縫-nui-さんから、開店1周年記念に贈っていただいた宝物です。刺繍だからこそ出せる暖かみのある風合いを、ぜひ近くで見て、感じてください。」

―内装のこだわりを教えてください。

水口さん「“シンプルにカッコよく”がテーマです。横浜市内で内装業者をやっている高校の友人（有限会社ティープラスター代表水口泰基(みなくちたいき)さん）にお願いしました。テーブルやイスはもちろん、ハンガーやハンガーラックまで、古い材木を使用した手作りのもの。やすりで角を削って丸みを持たせることで、木のぬくもりを感じることができます。照明は白熱電球で、ランプシェードはドイツやアメリカなど、様々な国のアンティーク品です。」

各テーブルが広くゆったりしているのは、長居をして深い会話を楽しんでほしいという思いから。

カウンターは、一人で来たお客さんと話がしやすいように距離をなるべく近くし、仕切りは作らなかったそう。

―昔からあるものが形を変え、こうして新しい場所で受け継がれるってなんだか感慨深いですね。次に、お料理のこだわりを教えてください。

水口さん「熱々のグラタンやアヒージョなど色々ありますが、中でも実家の豆腐を使った“冷やっこ”や“湯豆腐”は、自信を持ってオススメします！（水口さんのご実家は、伊豆の国ブランドに認定されている絹豆腐“水明”を作っているお豆腐屋さん“手作りとうふみずぐち”さん！）冷やっこに添えている“わさび”は、伊豆市天城湯ヶ島で高校の友人が作っている天城産の生わさびです。」

―本格的なお豆腐が食べられるなんて嬉しいですね！ほかにはどんなお料理がありますか。

水口さん「実は、1周年を迎え2年目に突入した今、心機一転メニューのリニューアルを考えています。これからはキャンプ飯を揃えていこうと思っています。自分自身、キャンプで焚火を見ながら友人と語るのが好きで。そんな雰囲気をお店に来てくれる方々にも味わってもらえたら嬉しいです。」

こだわりのつまった、ほっこりする店内でいただくキャンプ飯、楽しみにしています♪