かしわずかん

柏と相撲【その一】

幅広い世代の方に周知され、国技ともいえる“相撲”

柏市と相撲といえば、柏市出身 麒麟児 さんや西原中学校出身 隆の勝 関など、柏市とゆかりのある力士も活躍し、3年連続で開催された大相撲柏場所(大相撲巡業)も柏市を盛り上げる大イベントとなっています。

そもそも、柏市の相撲の歴史はいつから始まったのかというと・・・

昭和の時代、「大相撲」で活躍する力道山・大鵬・千代の富士など、日本人に勇気と希望を与え、昭和の歴史を語るうえで、大相撲の存在は欠かせません。

しかし、柏市といえば・・・ 相撲に関しては「不毛の地」

そんな柏市に昭和62年晩秋、念願の相撲場が柏市中央体育館の裏に完成しました。

まさしくこれが「柏の相撲」としてのスタートであります。

土俵開きには柏市出身、元関脇の麒麟児(北陣親方 写真:後列中心 柏三小→柏二中出身)と専修大学相撲部が土俵で子どもたちに稽古をつけました。その後は相撲経験者・愛好者がたちまちにして相撲場に集い、平成元年に「柏相撲スポーツ少年団」が創立されました。これが柏の相撲のスタートであり、今日まで土俵の上で活動を続けています。



現在では「柏相撲少年団」として組織されておりますが、これまでに大相撲の関取(力士)を4人(舛ノ山、隆の勝、大翔鵬、琴の若)、日本一に関しては団体3回、個人優勝においては7人を輩出し、相撲不毛の地であった柏が、相撲隆盛の地となっています。

(写真 小学校時代の隆の勝 関)

現在も約40名の子供たちが所属し毎週土日、稽古に励んでいます。

強い子もいれば、弱い子も。勝って喜ぶ子もいれば、負けて泣く子も。でもまわし1つ、裸足で土俵に立ち、土を足で踏みしめて稽古に取り組む姿は、見ている大人に感動を与えています。

稽古中、一般の見学も可能です。今後の相撲会を背負う子供たちの頑張る姿を一度は見に来てみてください。

柏相撲少年団 詳細

稽古日:毎週土日 9:00~12:00

稽古場所:柏市中央体育館相撲場(住所:柏市柏下73)

入団対象者:幼児~大人までの男女

月謝:ひと家族2000円(兄弟、何人入っても2000円)

*入団時にまわしを贈呈します。

最後に・・・

相撲 = 太る というイメージが強いですが、私は今夏、毎日シコを踏んで6㎏のダイエットに成功。相撲の基礎運動は体内の代謝をあげ、健康にもつながります。(逆を言うと、力士の皆さんは稽古後の食事で体重が増えるように頑張って食べているのです)

ダイエットに取り組みたい方、一度は土俵に来て一緒に体を動かしませんか? 大人の方や、ダイエットしたい方もお待ちしています笑!!

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