ダンディ店長を探せ!

魚の蔵“店主”田中 辰弥さん

ダンディ店長を探せ!:Vol.6 魚の蔵“店主”田中 辰弥さん

今回ご紹介するのは、毎朝自分の目で見極めた、旬で新鮮な魚だけを仕入れ、調理する、

魚をこよなく愛するダンディ店長、田中 辰弥さんです。

 

お店は、柏駅東口から徒歩約5分。

柏神社の隣、マツモトキヨシ横の路地を入ってしばらく歩くと右手に見えてきます。

その名も “魚の蔵”

奥様と熟考を重ねたという店名は、お店という蔵の中で、大切なお客様が魚料理を楽しむ様子をイメージして名付けたそうで…

“たくさんの人が集まる場所になってほしい”という想いが込められています。

 

まずは、田中さんの料理人としての歩みをお聞きしました!

 

 ―料理人を目指したきっかけを教えてください。

 

田中さん「母親の家系がみんな料理人で。最初は料理がちょっと好きくらいの気持ちでしたが、親の背中を見ていたからですかね、

自然と(料理人を)目指していました。」

 

地元、柏から東京に出てステップアップできるいい機会だと、高校卒業後は辻調理師専門学校へ入学し、

本格的に料理人の道へと歩みだした田中さん。在学中、料理以外の道に心が動いたことはなかったのでしょうか?

 

田中さん「周りは同じ志を持った人ばかりで、“一人前になるにはどうすればいいか”常に考えていたので、

辞めたいと思ったことは一度もなかったですね。」

 

料理の基礎を学ぶ中で、すでにこの時、頭の片隅には“独立”の文字があったそうです。

専門学校卒業後、都内数店舗の和食屋さんで修業を重ね、技術面に加え精神面を鍛えられたといいます。

22歳の頃働いた、当時、魚居酒屋の先駆け的存在であった新宿のお店との出会いによって、

お客さんの目の前で魚をさばいて提供するスタイル、カウンターのある居酒屋に魅力を感じたんだとか。

そして2016年、33歳で地元柏に“魚の蔵”をオープンしました。

 

続いて、お店のこだわりをお聞きしました。

 

 

―食材のこだわりを教えてください。

 

田中さん「毎朝、自分の目で見て納得したものを仕入れる、新鮮で旬の魚を揃えています

今の時期はブリ、サバが旬です。マグロもいいのが入っていますよ。」

 

―ダンディヒストリーの中であった、カウンター越しにお客さんと接するスタイルは魚の蔵さんでも取り入れられているようですね。

詳しくお聞きしたいです。

 

田中さん「自分たちが“これだ!”と思った食材や料理を、できるだけお客さんと共有したいんです。

ただメニューを渡して注文を受けて提供するのではなく、目の前で(魚を)さばいたりしていると“それなんですか?”って興味を持ってくれる方が多くて。そうやってどんどんお客さんを巻き込んでいきたいんです!」

 

いつもお客さんで賑わっているカウンター席。

一人でも利用しやすく、テーブルが広くて居心地◎

 

 

―田中さんが料理人として普段から心掛けていることはありますか?

 

田中さん「役者であることです。プロとして、お客さんが来た瞬間から最高のパフォーマンスができるように日々頑張っています。

とにかくライブ感を出したくて。お客さんに目でも楽しんでもらえるように、こうやって目の前で(魚をさばいたり)調理させてもらっています。」

 

目の前で調理している姿を見ると、思わず注文したくなります。

 

 

最後に今後の目標をお聞きしました。

 

 

―これからどのようなお店にしていきたいですか?

 

田中さん「より多くの人に“魚の蔵”を知ってほしいです。

常連さんはもちろん大切ですが、初めて来てくれる人がうちのお店の料理を食べて、“魚っておいしい!”と言ってくれたら嬉しいですね。」

 

仕事の息抜きをお聞きした所…

「お酒を飲んでわいわいすることです!

でも、仕事が充実しているからON/OFF区別する必要がなくて、ニュートラルにスイッチが入るんですよ。」

と笑顔で話す田中さん。その根っからの明るさに感化され、お客さんも自然とおいしく楽しく食事ができるのではないでしょうか。

 

職人の真剣な眼差しと思いきや…

ばっちりカメラ目線までくださる、サービス精神旺盛な田中さん。

 

 

スタッフさんに聞いた!田中さんってどんな人?

魚の蔵さんは、田中さん含め8名の従業員のみなさんで元気に営業しています。

今回は、2名の従業員さんにお話をお聞きしました。

 ―お2人から見て、田中さんの印象は?

 

ドンキーさん(写真中央)

「男!っていう感じですね。いつも目標をきちんと示してくれます

裏表がない所もかっこいいんですよね。」

 

ケンさん(写真右)

「老若男女、皆に好かれる人です。人を惹きつける力を持っていますね。

(従業員の)悩み相談にも真剣に乗ってくれるんですよ。」

 

 

男性から見てもかっこいい男性は、素敵ですね~。田中さん恐るべし。

従業員のみなさん、とにかく元気で仲が良さそう!

思わず仲間に入れてほしくなる明るい雰囲気もまた、魚の蔵さんの魅力の一つです♪

ドンキーさん、ケンさん、仕込み作業中のお忙しい所、快くご協力いただきありがとうございました。

 

最後に、おススメの一品をご紹介いただきました。

 

ダンディ店長のおススメ

魚の蔵さんに来たらはずせない!鮮度抜群の一品をご紹介。

(画像提供:魚の蔵)

刺し盛り2人前 1,900円(税抜)

※内容は日によって変わります。

 

他にも、思わず日本酒が進んでしまうお料理がたくさんあります!

みなさんもぜひ一度、足を運んでみてください。

 

 

以下、お店の基本情報です。

 

魚の蔵

千葉県柏市柏3-1-9森山ビル1F

☎04-7199-9900

【営業時間】17:00~24:00

【定休日】日曜日

 

クリックしてみてください↓

カメラ目線いただきましたpart2

イベント時期にはこんな姿に!

 

 

掲載情報は2017年11月27日の取材時のものです。

掲載内容が変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。

 

取材・執筆:小島 眸  撮影:児玉 啓

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