かしわさんぽ

かしわさんぽ✿植物版No.3『柏の葉公園・夏』

残暑お見舞い申し上げます!
バス停「柏の葉公園中央」界隈の植物小話♪(8月11日現在)
お茶請けにどうぞ~☆

秋の紅葉は見逃せない!モミジバフウ

別名アメリカフウ。バス停「柏の葉公園中央」で降りた公園入口に、列植されている。モミジのような葉は、紅葉が美しいので、秋には一見の価値あり!今は画像のような、ボンボンみたいな果実がぶら下がった状態。これが秋に熟すと、よく見かけるクリスマスリースの材料になる。ほら、よくあるでしょ?シルバーやゴールドに着色されたヤツ。でも、都市公園法で、園内の採集は禁じられている、勝手に取ってはいかんよ(笑)

学名Liquidambar styraciflua モミジのような葉でしょ?

ボンボンのような実が、たくさんついていたよ♪

ゴージャス!パイナップル科3種


学名Aechmea fasciata 言われてみれば、パイナップルに近い気がする?!


Neoregeriaの仲間 中央の筒の中で花が咲く
バス停「柏の葉公園中央」で降りた公園入口の近くには、小さな温室がある。エクメア・ファッシアータとネオレゲリアの仲間2種で、パイナップルの仲間3連発!ド派手でゴージャス!くどく暑苦しい見た目(褒めてる)は、温室の花形だ。ほら、じっと見ていると、ジャングルに迷い込んだ気にならないかな?水で“たぷんたぷん”している植物中央、あそこから花が咲く。

造形美に惚れ込むファン続出!

和名でビカクシダ、あるいはコウモリランとも呼ばれるけど、ランじゃない。だって、これランに見えないでしょ?プラティセリウムという、大型シダ。観葉植物好きなら、一度は育ててみたいと思うんじゃないかなぁ。ご覧の通り着生植物(文字で意味わかるよね?)なので、小型のものを吊して育てたら、洒落たインテリアになると思う。この独特のフォルム、野性的でかっこいいよね。

学名Platycerium bifurcatum ダイナミックな姿!

鉢物でよく見かけるも、冬は……

ノボタンの仲間メディニラは、最近は花屋さんで鉢植えを見かけるけど……熱帯植物であることを忘れずに。だって、温室持ってないでしょ?冬は基本室内よ?夏の間は育つからね~、案外、場所取るのよ。そうね、熱帯植物を買う時は、最低越冬温度や、剪定に耐えるかどうかを、聞いて買おう。しゃべらないけどね、ペットと同じ、面倒みきれるかどうかよ。大切にしたってや~。画像はスペシオサ。

学名Medinilla speciose 

水辺の大木と甘い誘惑

バラ園手前の水辺よりにある、ラクウショウとカツラ。どちらも水辺を好み大木に。画像のとおり、ラクウショウは実が鈴なりだった。秋には、ラクウショウの葉は赤褐色に、カツラは黄色に色づき、落葉する。特にカツラは、落葉して湿った葉から、まるで綿あめのような甘い香りが漂うんだ。既に落葉した葉の甘い匂いを嗅ぎつけ、クンクンしていたら、通りすがりのファミリーから、思いっきり不審者の目で見られたよ……。

学名Taxodium distichum ラクウショウの鈴なりの実、わかるかな?

近づくと、こんな感じ。秋には葉は赤褐色になってから落葉。

学名Cercidiphyllum japonicum
カツラを見上げてクンクン……落葉して湿らないと、甘い香りはしない

柏の葉キャンパス駅前ロータリーにもカツラが。黄葉したら綺麗だろうなぁ。

ナツツバキの“忘れ衣”

“忘れ衣”なんて単語は無いのだけれど、羽化したアブラゼミの抜け殻が2つ。日本庭園のナツツバキの枝で、風に揺れていた。近くにはカラスが多かったから、無事ならいいけど……。7年我慢して、カラスの餌食じゃなぁ…近くの池では、ハスがまだ咲いていた。何だか諸行無常を感じるよ。え?ナツツバキについてじゃない?抜け殻の写真を撮りたかったんだもん。あっ、樹皮の模様、綺麗だよね!庭木として人気なのよ(とってつけた!)

学名Stewartia pseudocamellia 花も幹肌も、庭木として人気。

 

次回は、柏駅前に戻って、植物さんぽ!
軽~い感じで、こんな処にこんなヤツ、探します♪

ハスも咲いてました。

 

【今回のお散歩】

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