BAR Tezuka『初心のBar』
カリラ12年。初めて飲んだときは驚いたけど、今はゆっくり楽しめるようになった(笑)
こんにちは、俺は今、Bar Tezukaにいる。
ここは、Barに通い出したばかりの頃、初めてスモーキーなウイスキーを飲ませてもらった店だ。
「また必ず来ます。」
帰り際の宣言を、ようやく実現できたんだ!
メモが残っている。
なになに?「カリラ12年、初めてのスモーキー、イソジン!」とある。
余程、衝撃だったんだな(笑)
たたずまいは以前と変わらない、そして静かな店内にはピアノのメロディ。
心が凪ぎ、穏やかな開放感にひたりながら、ただウイスキーを楽しむ……。
(それでも、少しだけ周りを気にしながらね)
至福の時間だ。
ジャーキーを噛みながら、チビチビやるカリラは、塩気と肉の旨味が合う⭐
そして、ふと、味わうというには程遠かった自分をまた思い出し、クスリ。
あぁそうか、俺にとってここは、ある意味『初心のBar』なんだ…。
「どうぞ、お楽しみください。」
楽しそうな俺を見て、オーナーバーテンダーの手塚氏が、にこやかに声をかけてくれた。
その一言が、何だか及第点のようで嬉しい⭐
☆ ☆
そして、初心のBarでは、更に奇跡が起きる……!
お通し(チャームと言う)の中に、ホワイトチョコがあるのが気になっていた。
米菓・通常のチョコをつまみ、最後にホワイトチョコに手をのばす。
「以前、別のBarで、お客様のお土産のお裾分けをいただいたことがありまして…」
思わず、目の前の女性スタッフに、語りかけた。
「ミルク味の萩の月だったんですが、それが凄くウイスキーに合ってね……さすがにもう1つくれとは言えなかったけど。あぁ、自分の舌にはミルク味がいいんだなって、気付いたんです。」
ただ、それを試せる機会は、まだ無かった。
ケーキがメニューにある銀座のBarを紹介いただいたが、まだ行ってないのだ。
そして今、思わぬ形で、検証の機会がやって来ていた!
ホワイトチョコはカカオマスを使っていない、カカオバターとミルクの優しい口溶けが特徴だ。
聞けば、ホワイトチョコを出したのは、たまたまだという。
なんたる巡り合わせ!
少しドキドキしながら、パリッとかじれば、舌に広がる優しい味わい…
そこでカリラを一口………
あぁやっぱり、邪魔をしない✨これだ!winwinだ✨
自分が探す“美味しい”の1つが、ミルク味であることが確信できた。
☆ ☆
なんだかんだと4杯目。滞在時間もいい頃合い。
最後はやっぱり、サザンカンフォートとクランベリージュースで、スカーレットオハラ。
しかし、グラスの後ろに置かれたボトルは、サザンカンフォートBlack!😲
俺は知らなかったが、これはウイスキーベースのサザンカンフォートだ。
一口飲んで、なる程、しなやかなレディが、芯のしっかりしたレディになった⭐
サザンカンフォートBlackのスカーレットオハラ。より、映画の彼女に近い気がするよ。
………そうか、好きなカクテルも、たまには飲み方を変えてみるべきだな……
“美味しい”は、どこに転がってるかわからん(笑)
「また、来週来ます!」
『初心のBar』は、やっぱり『初心のBar』だった✨
酔ってはいるが、高揚感で頭が冴え、足早になる!
そう!今の気持ちを忘れないうちに、早く書き留めるんだ!!
この原稿がボツにならず、皆さんの目に触れていることを切に願うよ⭐
BAR Tezuka
住所:千葉県柏市旭町1-4-7 営業時間:17時~0時、火曜定休 TEL:04-7146-2284