彩食幸時 きわた
第15回目の『推しメシ!!』は、柏駅東口から徒歩約8分。
彩食幸時 きわたさんの『3,000円ランチコース』です!
素材の味を生かしたお料理、そして接客サービスの細やかな心配りに、
虜になった常連さんも多い、日本料理のお店です。
お料理は、その日の気温や、お客様一人ひとりの状況に合わせていつでも臨機応変な対応ができるよう、
細かい献立は書いておかないそうです!
(ディナータイムには、お酒に合う一品料理をお任せで注文するお客さんがほとんどなのだとか。)
“日本料理の醍醐味である品の良い盛り付けなど、見た目も大事にしつつ、お昼はお腹に溜まるくらいしっかりご飯を召し上がってほしい”という店主さんが作る全6品を1品ずつご紹介します。
予約必須!!旬の味覚満載『3,000円ランチコース』
先付「秋茄子と鮮魚の揚げだし」
大きめにカットされた食感楽しい茄子や帆立は、食べ応えあり。
優しいお味のお出汁が、食材本来が持つ味わいをより一層引き立てています。
お造り(2種)「天然鯛・本マグロ」
天然ものしか使用しない!がモットーの、店主さんが市場で直接仕入れた鮮魚のお造り。
焼き物「秋刀魚(北海道根室産)」
秋といえばこれ!絶妙な塩加減でこんがりと焼かれた秋の味覚が、贅沢に丸まる一匹。
肝の苦みは、ぜひ日本酒と共に味わっていただきたいです。
揚げ物「鮮魚と季節野菜の天ぷら」
(秋~冬頃、気温が下がってくると煮物に変更になる場合も)
野菜の天ぷらは、オクラ・ミョウガ・まいたけ。
鮮魚はメヒカリ。カリっと揚がったふわっと柔らかい身がたまりません。お好みでお塩を付けて。
ご飯物「土鍋で炊いた日向地鶏の五目ごはん(味噌汁・香の物付き)」
(画像は2人前2合)
細かくした人参、レンコン、しいたけなどの野菜がたっぷり。
野菜や日向地鶏のうま味が詰まったしっとりふっくら五目ごはんは、
レンコンのシャキシャキ感など、それぞれの食材の食感も楽しめる一品です。
〆の土鍋ごはんは、“冷めてもおいしい”がコンセプトで、
食べきれなければ持ち帰りも可。
今回お作りいただいた五目ごはんは、翌日、玉子を絡めてチャーハンにしてもおいしいと教えてもらいました。
“たとえば主婦の方。1食分でもラクしてもらえたら”と、店主さん。
2人で2合分と、人によっては少し多く感じるかもしれないご飯の量には、さりげない心遣いが。
デザート「栗アイス」
季節ごとに変わる店主自家製のデザート。
栗の味がとっても濃厚なのに、後味さっぱりです!
※税抜き価格です。
※コースの内容はすべて一例です。
その時々の、季節食材を使用したお料理をお楽しみください。
料理とお酒のマリアージュを楽しんで
木の温かみを感じる店内には、カウンター席が7席、テーブル席が14席。
店主さんや従業員さんが笑顔で迎えてくれる、アットホームで女性一人でも入りやすい雰囲気。
ご家族でのお食事や会社の接待、お一人でも…様々なニーズに対応。
季節に合わせた“旬”の日本酒や、イタリア産ワインなど…
(日本料理×ワイン、気になります…!)
お酒の種類が豊富なのは、“料理とお酒のマリアージュを楽しんでほしい”という店主さんならでは。
記憶と心に残る料理を
店主 木綿 一幸(きわた かずゆき)さん
茨城県出身。子供の頃に苦手だった生ものを克服させてくれたお寿司屋さんの大将に憧れて、18歳から1年半寿司店で修業。
その後、たまたまテレビで見た東京の和食に魅せられ自身も和食の道へ。
東京うかいなど、都内の会席料理店数軒で働き、神宮前(渋谷区)では料理長を務めたことも。
その後独立し、2017年8月5日に彩食幸時 きわたを開店。
食べた人の記憶と心に残る、ここでしか味わえない料理と接客サービスを心掛けている。
繊細な盛り付けや色づかいに、上品さを感じつつも、食べ応えと満足感もしっかりあるお料理の数々。
インタビューの中であった木綿さんの、“上品すぎて、すべてが完璧だとお客様も疲れてしまうから”という言葉が、
心遣いと共にお料理に表れていたように筆者は感じました。
大切な人に思わず教えたくなる、そんな素敵なお店でした。
ランチはもちろん、ディナータイムにもぜひ♪
※ご来店の際はご予約がオススメです。
以下、お店の基本情報です。
彩食幸時 きわた(さいしょくさいじ きわた)
〒277-0023 千葉県柏市中央1-4-28 セントラルオーク105
☎04-7100-0120
【営業時間】
12:00~14:30(L.O.14:30)
17:30~23:00(L.O.22:00)
【定休日】日曜日、月曜日のランチ
掲載情報は2018年9月12日の取材時のものです。
掲載内容が変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。
取材・執筆:小島 眸 撮影:児玉 啓