中華大島【前編】
第23回目の『推しメシ!!』は中華大島さんです。
柏駅東口駅前通りを直進し、柏神社前を南柏方面へ歩いて徒歩8分が今日の目的地。
昨今、柏が全国区でメディアに出る話題は意外にもこの中華大島が多い!となれば突撃あるのみ!
こちらが外観.....
まち中華を連想させる大島の佇まい。昭和そのものであることにまずは食欲をそそられる。屋外のテントが歴史を感じさせる。
(たまにお休みの日などにお店の前で立ち止まって「とうとう潰れたんだね・・・大島」と話している方をお見掛けしますが、普通に営業してますよ!と店長。)
中に入ってみましょう。
店内は5年前に全改装してとても綺麗。中華を連想させる外観とはうって変わってメニューは横書きのカレーメニュー。と思いつつも、その横には真っ赤な紙に白文字でなおかつ相反する縦書きの中華メニュー。
さらに、その下には、お酒もツマミも乱立するので、通常では組み合わすことの出来ない選択も可能となっています。
例えば、カレーと餃子とアジフライといった具合が楽しい。
カレーは息子さんが横浜ボンベイで修行を積んで学んだそうです。
メニューは店内にこれ一つ。
席に着いてもメニューはないので、座って見えない時は立ち上がって見に行ってください。
こちら一番人気のシャヒジャルカレー 950円
漆黒!!!玉ねぎをこれでもかっ!!!というくらい長時間精魂込めて炒めて煮詰めて愛情入れて出来上がり。素晴らしい逸品!!です。
二番人気はカシミールカレーなのですが、ここはあえての、
茄子とひき肉のカレー 950円
ひき肉がマイルドさと旨味とコクを引き出していて茄子がなんともいえないいいバランスでほどよく口の中で踊り溶けていく。辛いのが苦手な方はこちらのカレーの旨味を堪能していただけるかと思います。
中華大島のカレーは辛さがマイナスから、1辛、2辛、3辛、(ここからかなり辛くなる)4辛、5辛、6辛、、、、、、10辛、、、、それ以上はご相談の上で。
さらに通の方は3.5辛、4.5辛、などの0.5単位で注文している方もいます。店主のこだわりは続く・・・・
という店主とオカンの紹介は後編で。
今回は前編・後編の二本立てでご紹介したいと思います。
おまけ画像
最後に、故先代お父様(元下駄屋さん)と孫の10年前の中華大島の店内で前編を〆ようと思います。
昔の店内は小上がりがあってこんな感じで中華メニューと定食メインでした。
余談ですが、オカンこと浅野和子さん(75歳)は「中華大島の名前の由来もわからないし、うちは定食屋だから!!中華じゃない!!!」とおっしゃってまして、当時のメニューは鯖定食、煮付け定食、モツ煮定食などの定食が人気でした。そして、息子さん(店主)も由来を知らないそうです。
昔の中華大島にはカレーもメニューにありましたが、美味しい出汁のきいたカレーでした。ラーメンのスープを元に作っていたそうです。なるほど。
息子さんがカレー部門だけを引き継いで今の中華大島さんができあがったのですね。
中華大島
〒277-0023
千葉県柏市中央1-6 ☎04-7164-9890
【営業時間】
昼の部:11:30~15:00
夜の部:17:00~21:00
※日曜日は11:30~15:00
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合火曜休み)