『かしわのしゃしん』

✨第3回コンテスト受賞者発表✨

最優秀賞

(@nagaiakiyoshi)

審査員コメント

●学生力士だろうか、髷は無い、四股を踏んでいる最中だろうか、背中、太腿、腕に土俵の

土が付いている、前かがみの姿は稽古の一瞬である、力士の表情さえも想像させる、力強い作品である(橋詰芳房)

●ジリジリとした汗と土の匂いまで感じる写真。(園田咲子)

●ここ数年は巡業に来て頂き、柏市でも盛り上がってきている相撲。

様々な撮り方があると思いますが、画面いっぱいに収めた力強い1枚です。

汗と土で汚れた背中は一生懸命さや未来を背負う頼もしさを感じます。

インパクト、受取手に訴える力、それが特に大きく最優秀に相応しい作品だと思います。

おめでとうございます。(小川元貴)

●柏市中央体育館にある相撲場でしょうか。
泥だらけの大きな背中からは日頃の練習の激しさを見ることができます。

オシャレな撮影のテクニックや小細工を使わない直球ど真ん中の日の丸構図は、撮影者の素直で真っ直ぐな心持ちが伝わってきます。

最優秀賞に相応しい力強い作品です。(小川晃希)

優秀賞

(@katsumikono)

審査員コメント

●不思議な写真である、望遠レンズの効果で入道雲を主役にしている、雲の中では気流が渦巻いていることだろう

手前の街並みが自然に暗く落ち、雲のテクスチャーを強調してドラマチックな風景

スケールがある写真だ(橋詰芳房)

●街の中を誰かが覗き込むような。夏の日の音が聞こえてくるような。。。(園田咲子)

●柏駅前通りは市内でも人気の撮影スポットです。

その中でも驚きがあったこの1枚を選ばせて頂きました。

目の前に迫るような巨大な雲に圧倒されますし、真夏の蒸し暑さも感じます。

通りの地面まで写していないので妙な浮遊感を覚えるのも面白いですね。

あまりここで空を主題にすることはないですが、見事に雲を魅せた作品だと思います。(小川元貴)

●東口のダブルデッキの上から見る柏駅前通り。
様々な看板が並ぶその姿からは駅前の賑わいが伝わって来ます。
手前の街並みの露出は低めに、奥の空の露出は高めにしたことにより、まるで巨大な入道雲が迫ってくるかのような迫力があります。まさに柏ならではの写真です。(小川晃希)

(@kashiwa.s.sounds)

審査員コメント

●さわやかな力強さが画面に満ちている、メンバー全員が協力し合うベクトル、スポーツの試合の

応援の一場面だろうか、少しだけ見える笑顔の表情にも楽しさがうかがえる

ストレートなカメラアイも好感が持てる写真です(橋詰芳房)

●たくさん練習して、たくさん泣いて、頑張ったみんなの歓声が聞こえるようです。青春の一枚ですね。(園田咲子)

●吹奏楽を生音で聴くのは本当に迫力と感動があります。

この写真はその盛り上がりや熱気がよく伝わる1枚ですね。

大胆に切り取った密集感も人の多さが強調されていて楽しい気分にさせてくれます。

たくさん練習して、本番でもやりきった、だからこそこんな良い顔ができるのでしょう。

明るい雰囲気を明るい露出で撮る、とても輝いている作品だと思います。(小川元貴)

●聴かせて魅せる。聴覚だけでなく視覚でも楽しませるというエンターテイメント性を見事に表現した一枚です。
空高く挙げた演者の手と楽器が画面いっぱい彩り、楽譜の中で踊る音符たちのようです。
見た人が思わず笑顔の溢れる作品となりました。(小川晃希)

橋詰芳房賞

(@ossanova400)

審査員コメント

最近、柏の昔の風景を撮影した写真の展示を見る機会があった、柏の街も、日々表情が

更新されているようだ

ちょっとだけ目を上にあげると、こんな光景が目に入る

今までたくさんの人が見上げてきた看板がそこにある、撮影する対象を的確に判断する意識が

この作品を作った、駅前がもっと賑やかだったころを感じさせてくれる写真だ(橋詰芳房)

(@shimizu_noriaki)

審査員コメント

黄昏時へと時が経とうとする時刻、地上は日が陰り空の雲だけが紅色に輝いて、風がでてきたようだ

画面の彩りが美しい、提灯の灯りも輝きを増して、踊りの始まりを予感させる

祭りのにぎやかさ感じさせてくれる、なんとも風情のある写真である(橋詰芳房)

園田咲子賞

(@junnuj1009)

審査員コメント
あの夏の夜を思い出す。(園田咲子)

(@kanai117)

審査員コメント
なんとなく過ぎゆく毎日の幸せを確認するように。(園田咲子)

小川元貴賞

(@____chanryu)

審査員コメント
先に延びた道を見つめる二人、春のスタートを感じる綺麗な1枚ですね。
意図したかわかりませんが、似たようなコートと違う髪型も良い調和になっています。
撮り手も被写体もちゃんと考えている完成度の高いストーリーのある写真は見る側も楽しめます。
その中でもこの作品は特に素敵だったので選ばせて頂きました。(小川元貴)

(@flatlandpics )

審査員コメント
まず奥行きを感じる構図と逆行に目を惹かれました。
通行人や車は日常、真ん中に立つ人と伸びた影だけが非日常、
そんな異なる空気のギャップが面白いなと思いました。
この人は何を見ているのだろう、そんな想像を掻き立てられます。(小川元貴)

小川晃希賞

(@tegarex)

審査員コメント
空を見上げればさんさんと降り注ぐ真夏の太陽があるのでしょうが、どこかノスタルジックな雰囲気です。
それは昔ながらの公衆電話のせいなのか、背中を見せている向日葵のせいなのか。
映画のワンシーンのような、どこか懐かしい気持ちにさせられました。
今風に言えば”めちゃくちゃエモい”一枚です。(小川晃希)