Bar Plat「クラフトジンと創作カクテル」
俺です。
今回はジンの話し。
それは、セイヨウネズの果実、ジュニパーベリーの風味をまとう酒。
俺はこの独特の風味が好きだ、とても。
Bar通いは、つい数ヶ月前からついた習慣。
でも、カクテルを飲む場合は、昔からほとんどジンベースだった。
ジントニック、ブルームーン、エメラルドクーラー……。
俺は植物が好きだ、仕事に選ぶぐらい。
なのに、セイヨウネズの学名(ラテン語:世界共通言語)を調べずにいたことは、うっかりとしかいいようがない。
Juniperus communis……人間で言えば本名がわかった瞬間は、小躍りしたくなるほど嬉しかった!
(ほっといてくれ、病気なんだ。鬼の首でも取った勢いだったので、オーナーのM氏とTrias店長を困惑させたな~)
で、最近はクラフトジンと言われる、日本各地で作られる地域特産のジンが人気なんだ。
なかでも、俺の好きなクラフトジンは、「桜尾」とゆーメーカーなんだが、
その桜尾で、新しいカクテルを作ったとゆーPlat青年店長のところに、駆けつけたんだぜ!
“ようよう!早く飲ませてくれよっ!え?桜尾の他のフレーバージンも置いてる?!
何それ?よっしゃ、まずはそれから飲ませてよ!”
“ハマゴウを素材にしている桜尾です。ソーダで割ってレモンをツイストしました、どうぞ!”
一口ゴクッ!
“お~っ!こりゃあ、桜尾本来のスマートで穏やかなジュニパーベリーの風味を活かしつつ、ハマゴウの野性味、ワイルドさを感じるぞ✨
それを上手くレモンが後押ししてるなぁ。いーじゃん!いーじゃん!”
おっと、ここで満足しちゃいけねぇ!いよいよ………
“ノーマルの桜尾に桜の花を漬け込み、トニックウォーターで割りました!いかがですか?”
“おぉっ!桜の花の風味がきちんと出ているね!! 春らしいカクテルだなぁ。
ノーマルの桜尾は、ジュニパーベリーの風味を活かしながらも、合わせる素材の良さを、抜群に引き出すと思うんだよ!
は~、桜の季節にまつわる、いろいろなシーンが思い浮かぶよ!
桜は、出会いと別れの象徴だし、パッと散るところから、潔さの象徴のように感じる人もいるらしいよ。
こりゃカクテル名、悩むねぇ。いっそ、コンペにして応募してもらえば。”
そんなこんなで、夜はふけ、俺はやっぱり終電だったのだ。
*画像は桜尾のジンと、桜の花のジントニック(カクテル名じゃないからね!)
Bar Plat Tel:04-7162-4862
千葉県柏市柏2-8-5 やまもとビル2F