かしわずかん

SOLITO”オーナー”松本 克敏さん

ダンディ店長を探せ!:Vol.3 SOLITO”オーナー”松本 克敏さん

「ダンディ店長を探せ!!」今回ご紹介するダンディ店長は、柏で3店舗のバーを経営する「松本克敏さん」です。

 

・プロフィール

現在、「Bar Plat」、「Trias」、「Espresso & Bar come al SOLITO」の3店舗を経営。

店舗経営の他、柏商工会議所青年部、ユルベルトKASHIWAX、柏ウエディングスタイルフォーラム、かしわウイスキーフォーラムにて活動。日本バーテンダー協会千葉県本部長も務める。趣味は読書とバイクで、バイクは移動手段ではなく、走っているその時間が好きなんだとか。今一番行ってみたいのは「瀬戸内しまなみ海道」だそう。

 

今回インタビューさせていただいたのは、柏駅から徒歩1分。ファミリかしわ1階にある、松本さんにとって3店舗目にあたる

「Espresso & Bar come al SOLITO」さんです。

落ち着きのあるウッド調の外観がおしゃれで、オープンになった扉からはコーヒーがふわっと香り、思わずふっと立ち寄りたくなる温かい雰囲気。

店内にはカウンター席の他、テーブル席やソファー席もあり、思い思いに心地よい時間を過ごせる空間が広がっています。

 

   

 

更にソリトさんには、カフェの他にもう一つの顔があります。

 

 

見てください、このお酒のボトルの数々!なんと、お昼からアルコールを頂けるバーとしても利用できるんです。これは、他の2店舗がどんなお店なのかも気になりますね。

 

そこでまずは、現在経営されている3店舗がどのようにして生まれたのか。松本さんがダンディ店長になるまでの軌跡を追いました。

 

 

 

 

 

 

 

Bar Plat

当時、特にやりたいこともなく、お酒に興味があったわけでもなかったという松本さん。

友人が働いていたお店(柏駅西口にあったBAR&DINING TOMO)を辞める代わりにそこで働き始めたのがバーテンダーになるきっかけだったそう。

ある日、一人のお客様から分厚い一冊の本を手渡され、裏を見てみると「NBA」(日本バーテンダー協会)の文字が。ふと思い立ち、翌日には電話を掛け1995年NBAへ入会したんだとか。バーテンダーとして更に成長するため、NBAでお世話になった銀座のバー経営者に頼み込み、TOMOが休みの週に一回働かせてもらうことに。

銀座で身に着けた技術を柏で披露していくうちに、当時バーが数軒しかなかった柏にも、銀座のように食事の後のもう一軒として紹介できるようなお店を自分で作りたいと考えるように。

そこで2000年にオープンさせたのが、小さな場所で、誰もが「ぷらっと」立ち寄れる場所にという意味を込めて名付けた「Bar Plat」でした。

同年、松本さんの作品「オルゴール」がNBA主催全国大会創作部門1位を獲得しました。このオルゴール、Platさんで頂けるので是非お試しあれ!

 

Trias

2店舗目は、柏に建設されるザ・クレストホテルにバーが入らないと知り、他のバーが切磋琢磨して刺激しあえるような、その街の基準となるホテルのバーのようなお店をと考え、2004年柏駅西口にPlatよりも少し高級志向な「Trias」をオープン。

トリアスはギリシャ語で「三位一体」。バーテンダーと場所とお酒の三位一体でお客様に楽しんでいただける空間を作りたかったそうです。

 

「Espresso & Bar come al SOLITO

Triasと同時期に、カジュアルなお店も作れないかと漠然と考えていたそうです。

そして、2012年に生まれたのが「Espresso & Bar come al SOLITO」でした。

借りた場所がお昼からオープンさせることが条件だったことから、ラテアート付きの美味しいエスプレッソが飲めて、昼間からお酒も飲める、柏には新しい「エスプレッソバー」に決めたんだとか。3店舗目がオープンし、松本さんにとって「Bar Plat」、「Trias」、「Espresso & Bar come al SOLITO」の三位一体が完成したのです!

 

 

ところでバーといえば、バーテンダーさんとの会話が魅力のひとつですよね?

何を聞いてもスッと答えてくれて、スマートな印象のバーテンダーさん。そんな人間力はどのように磨かれているのか、ダンディ店長のこだわりやモットーをお伺いしました!

 

 

 

実はシャイだという松本さん。人と話すのが楽しい!と思えたのは、バーテンダーになってからなんだとか。

バーテンダーとして働き始めるまで、情報収集源はテレビや本がほとんどで、お客様から旅行に行った話など生の情報を得ることにわくわくしたんだとか。まるで自分が体験したかのような錯覚に陥って刺激を受け、実際に行ってみることもしばしばあったそうです。

 

 

インタビュー中、「お客様から教わることの多さを感じました。」と繰り返されていて、常に自然体で学びの姿勢でいて、時には自分の目で確かめ感じようとする行動力も持ち合わせている所が松本さんの魅力なのではと感じました。

更に、自分の作るカクテル一杯一杯に気持ちがこもっているからこそ、ただ提供するだけでなく自然と心を込めたサービスが出来るそう。

バー特有の何とも言えない心地よい空間は、向上心を持ったバーテンダーさんの情熱と心意気から生み出されているのではないでしょうか。

 

店舗経営の他にも柏を応援し街を盛り上げようと、日々様々な活動を行っている松本さん。その理由をお伺いすると、更に松本さんのお人柄が見えてきました。

 

Platがオープンしお店が落ち着いてきた頃、自分のお店のことだけ考えていてはいけない、と柏の街全体を考え始め、何かやらなくては!と始めたのがきっかけだったそう。

特に「ユルベルト」(2009年から始まった、回数券を購入し参加店舗をまわり、その日だけの限定メニューが頂ける、柏で毎年人気の食べ歩きイベント。今年は9/10、9/11の二日間で開催。)は、ジャンルの違う他店舗との交流に繋がり、Platを食事の後のもう一軒として紹介してもらえるようになり、街の流れに参加することが出来たそうです。

他のお店と連携することで街全体が盛り上がり、松本さんの描いていた、銀座のように食事の後に別のお店でも飲める!が実現しました。「柏で飲めるならわざわざ都内に行かなくてもいいかな。」と言って下さるお客様も増えたそうです。

 

 

更に、お店作りで欠かせない人材育成に関して伺うと、意外なことにスタッフとして雇うのは「未経験者」というこだわりが。

 

 

 

バーはそれぞれのお店にこだわりと個性が強く出ていて、他のお店から来ると以前の経験をゼロには出来ず、気持ちが交わるのが難しいこともあるそう。

「何にも染まっていない未経験者の子と接することで自分も初心に帰ることができる」と笑顔で話す松本さんですが、年上年下関係なく、時には同じ目線で立つこともできるからこそ、松本さんについていきたい!と思うバーテンダーさんも多いのではないでしょうか。

スタッフと一緒に都内のバーに行って、お客さんとして会話をすることもあるそうです。「マニュアルの上に自分の気持ちがあるからこそ、相手の心に影響を与えることができるんです。」と松本さん。お店で働くスタッフの皆にも、自分がされていいと思ったことは実践してほしいそうです。

 

ちなみに、色々な言葉に感銘や感動を受けやすいという松本さんですが、一番大切にしている言葉は「誠実」だそう。小さい頃からビリージョエルの「Honesty」が好きだったんだとか。ビリージョエルがリリースした最初のシングル「Piano Man」の舞台はバーで、ご自身にとってバーテンダーは無意識の中でずっと憧れの存在だったそうです。

「今の若者にも憧れを持ってほしいなぁ」、とぽつりとつぶやく松本さん。年齢関係なく憧れの存在は、人生に彩を添えてくれることもあるんですね。感慨深いです。

 

 

常に自分よりも、柏の街やお客様、お店のスタッフさんのことを第一に気に掛けている松本さんに、経営者の立場としての今後の目標をお聞きしました。

 

 

松本さんは、街にあるバーの外枠をつくる手段の一つに「ウイスキーフォーラム」があると考えているそう。

世界で評価されているウイスキー『竹鶴』が柏工場から出荷されていることから「柏をウイスキーのまちに」と、2011年から開催されているウイスキーフォーラム。立食パーティーやセミナー、カクテルコンペなどが行われ、毎年人気のイベントとなっています。松本さんは第一回目から企画運営に携わっており、この活動によって以前よりもお店でウイスキーボトルに目を止めたり、注文してくれるお客様が増えたと感じているそうです。ニッカウヰスキー創業者「竹鶴政孝」の歴史に関わることが出来て嬉しい、と松本さんは言います。『竹鶴』の魅力を一人でも多くの方に知ってほしいという松本さんの熱い想いは今後、更に柏のバーの価値を上げ、柏の街全体の価値をより一層高めていくのではないでしょうか。

 

 

 

ダンディ店長のおススメ

最後に、松本さんが選ぶソリトさんのおすすめメニュー2品をご紹介します!

 

「ソリトラテ」¥580(税込)

松本さん自ら淹れて下さった美しい白鳥のラテアート。コクがあって深い味わいです。

インドネシア マンデリンとブラジル サンマリノのソリトさんオリジナルブレンドです。

 

 

 

 

 

「モヒート」¥720(税込)

あるスタッフさんが渋谷で見つけたモヒートを自分でも提供したい!と情熱を込めて作った一品。「スタッフ自ら考えて行動したことに対して批判はしません。どんどん挑戦してほしい。」という松本さんがゴーサインを出してお店に登場した、梅雨明けにぴったりなミントとライムが爽やかで夏にぴったりのラムベースのカクテルです♪

 

 

~終わりに~

お忙しい中時間を割いて今回の取材に応じて下さった松本さん。

新米記者のつたない質問にも一つ一つ丁寧に真剣に答えて下さり、インタビュー中真っ直ぐ目を見てお話して下さる姿に、私自身改めて人と話をする姿勢を正さなければ、と身が引き締まりました。松本さんに指導してほしいというバーテンダーさんも多いそうですが、松本さんは言います。「もちろん技術は大事だけれど、付け焼刃で知識を得ればよいという訳ではなく、日々の努力の積み重ねとその年数が大切で、あくまでもその人自身が行動を起こすことによって技術的にも、精神的にも奥深さが生まれて、人と人とのやり取りにも味が出るんです。」穏やかな口調ではありましたが、この言葉には熱い思いが込められているようでした。

 

お忙しいので、お店で松本さんに会えた方はラッキーですよ♪

お会いした際は、是非直接お話してみてください。

更なるダンディなお話が聞けるかもしれません!

 

 

以下、ソリトさんの店舗情報です。

 

 

Espresso & Bar come al SOLITO

千葉県柏市柏1-1-11柏駅前第1ビル1F

☎04-7197-2802

営業時間:11:00~22:00(日曜営業)

定休日:不定休

 

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きっとサッカーもお得意…?

凛々しい佇まいが素敵です

ダンディ店長の愛車もダンディ!

 

 

 

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