ダンディ店長を探せ!

カフェ・ド・ジュアン”オーナーシェフ”古田 康郎さん

ダンディ店長を探せ!:Vol.2 カフェ・ド・ジュアン”オーナーシェフ”古田 康郎さん

かしわインフォメーションセンター(KIC)のスタッフが、独断と偏見で選んだ柏の「ダンディ店長」…今回は柏市松ヶ崎にある「カフェ・ド・ジュアン」さんにて、オーナーシェフ「古田康郎さん」にインタビュー!

 

まずは今回取材をさせていただいた、柏駅から車で約10分、国道16号柏警察署入口交差点近く、柏中央高校の少し先の、のどかな場所にある隠れ家カフェ「カフェ・ド・ジュアン」さんをご紹介したいと思います。

 

一歩足を踏み入れると、正面に見える大きなショーケースの中から、ケーキ達がお出迎え!色とりどり行儀よく並んだ姿に一瞬で心奪われました。たくさん種類があるので、どれにしようか考えるのもまた、幸せな時間です♪

(見ているだけでよだれが出てしまいそうなので食いしん坊さんは注意です…)

 

(洋生菓子約30種類・焼き菓子約20種類と豊富な品揃え)

 

店内にはカフェスペースもあり、お持ち帰りだけでなく、その場でスイーツやランチメニューをいただくこともできます。

そしてなんと、わんちゃんと一緒に利用が出来る嬉しいオープンスペースもあるんです!

天気のいい日にテラスでスイーツをいただくなんて、ちょっと贅沢じゃないですか?

考えただけでワクワクしてしまいます♪

お待たせいたしました…

 

いよいよ今回の主役

ダンディ店長のご紹介です!

優しい笑顔が印象的なオーナーシェフの古田康郎さんです。

 

 

プロフィール

カフェ・ド・ジュアン、樹杏 松葉町店、柏髙島屋店、ららぽーと柏の葉店の4店舗を経営。店舗経営の他、千葉県洋菓子協会や松葉町商店会協同組合、柏市インフォメーション協会で活動。柏市の為に日々ご尽力されている。多忙な中、休日はジムに行ったり趣味のゴルフをしてリフレッシュされているそう。

 

 

まずは、古田さんがダンディ店長になるまでの軌跡をお聞きしました!

音楽から洋菓子の世界へ!?

高校時代、音楽好きだった古田さんは、放送局などでミキシング・コンソールを操作し音をつくるミキサーに憧れ、放送学部音響技術科のある専門学校へ入学。当時は、将来ケーキ屋さんを開くなんて考えもしていなかったそうです。

在学中、偶然船橋の「シャルマン洋菓子店」でアルバイト募集の貼り紙を目にし、売り子としてケーキ販売を始めたのが洋菓子の道に進むきっかけだったそう。

働いているうちにケーキ作りには夢があると感じ、柏の「ミレー洋菓子店」にて修行を積んだ後、1983年に25歳という若さで独立し、奥様と二人三脚で、樹杏 松葉町店をオープンさせ、現在では4店舗の経営をされています。

 

ちなみに「樹杏」という店名は、カタカナで長い名前が多いと感じていた洋菓子店の中で、覚えやすさに加えカタカナだけでなく、漢字、フランス語としても使える名前をと考え、1号店オープンの場所に選んだ松葉町が緑の多い町だったことから、樹木の「樹」と、大好きな果物あんずの「杏」を組み合わせ名付けたそうです。

さらに、フランス語でジュアンは「6月」を意味し、偶然にも奥様の誕生日は5月、ご自身の誕生日は7月だったことも決め手になったそうです。

そして極めつけはあいうえお順の最後である「ん」で終わることです。ジュアンのケーキを食べたらもうそれで終わり!他のケーキに目移りしないでね?」という古田さんの想いが込められているのです。

 

 

つづいて、お店やケーキ作りへのこだわりを教えていただきました。

ケーキで小さな幸せを感じてほしい

「お客様に作りたてのものを召し上がってほしい。」古田さんの強い思いがあって誕生したのが、「カフェ・ド・ジュアン」でした。カフェスペースを併設したことで、アツアツのアップルパイやサクサクのミルフィーユなど、出来立てならではの美味しさの提供が実現したそうです。奥様もデザインに関わったという店内は、ケーキ売り場は落ち着いたグリーンとブラウンがメイン、カフェスペースは温かみのある白とオレンジが基調とされており、明るく清潔感があり、ゆったりとくつろげる空間になっています。現在は、商品のほとんどがこちらで作られ、各店舗へ配送されています。

(古田さんご自身が配送もされています!)

 

樹杏さんでは、親しみやすさと品格を兼ね備えた、どこに出しても恥ずかしくない洋菓子がモットー。確かに、ショーケースに並んだケーキ達は、それぞれ個性と品格があり、デザインにも工夫がされています。そして驚くことに、ほとんどのケーキが1つ500円以内という嬉しい価格設定になっています。

手頃に贅沢気分が味わえるのも、樹杏さんの魅力のひとつです(´-`*)

そんな樹杏さんの人気商品は、ショートケーキ、モンブラン、チーズケーキ、チョコケーキなんだとか。(古田さんはケーキ四天王と名付けていらっしゃいました!)

季節のケーキとして、旬のフルーツなどが味わえるケーキ作りにも力を入れている樹杏さんですが、長く愛されるお店であるためには、誕生日などのお祝い事などにもよく登場するこの定番商品が欠かせないんだとか。私はショートケーキとモンブランを頂きましたが、スポンジがふわふわで、なめらかなクリームは舌触りも良く甘すぎず、モンブランは栗の味がしっかりとしていて、とっても美味しかったです。何度も食べたくなるケーキです。定番こそ手を抜かずこだわりをもって作られているからこそリピーターさんも多いんですね。

 

樹杏さんでは、プレミアムな生クリームのケーキとして、明治が独自に開発した、ろ過膜を通し余計な雑味を除去するという特殊製法によって作られた「農林水産大臣賞」受賞のフレッシュクリームが使用されたケーキも販売されています。今までに味わったことのないなめらかな舌触りで、ミルクの味が濃厚なのに後味はさっぱりします。この生クリームが味わえるお店はあまりないそうなので、樹杏さんで是非一度試していただきたいです。

 

 

最後に、「樹杏」を今後どのようなお店にしていきたいかお伺いしました。

「今は柏以外の場所でお店を出したり、店舗数を増やすことは考えていません。それよりも、今あるひとつひとつのお店で培ってきた信用と信頼を守り、柏市内でケーキ屋といったら名前が一番に挙がる、地域№1のお店にすることが最終目標です。」と古田さん。

柏で一番に、というのが古田さんの強いこだわり、そして柏愛なんですね。

 

取材当日はとてもいいお天気で、明るい店内では、談笑する女性グループや、ケーキを買いに来た家族で賑わっていて、既に、樹杏さんが一番だというお客様もたくさんいらっしゃるのではないかと感じました。食べてみたいケーキも沢山あって、何度も足を運びたくなります(*´▽`*)

現状に満足せず、地域№1を目指して走り続ける古田さんは、まさに柏を代表するダンディ店長です!

 

ダンディ店長のおススメ

古田さんに、おススメの旬なケーキ4品を選んでいただきました!

(正面から時計回り、全て税込み)

  1. アナナス ¥454
    パイナップルとパッション味
  2. トロピカルショコラ ¥432
    ココナッツ、マンゴー、チョコのケーキ
  3. シトロン ¥432
    レモンとピスタチオのムースタルト
  4. プレ生ショコラ ¥648
    中にはプレミアムな生クリームがたっぷり

 

暑いのにケーキはちょっと…なーんて方も、樹杏さんには夏にぴったりの爽やかなフルーツをふんだんに使ったケーキもたくさんありますよ!

 

更に…ジュアンさんでは、つられてこちらも思わず口を大きく開けてほおばりたくなる「カシワニシュー」や、パッケージも中身もかわいいカシワニフィナンシェなど、柏ならではの焼き菓子等も購入できます。(これも古田さんの愛から生まれた、樹杏さんと柏のゆるキャラカシワニのコラボ商品です!)

手土産にしたら喜ばれること間違いなし!あげる人ももらった人も、子供も大人も笑顔になれそうです。

皆さんも、ダンディ店長古田さんや樹杏さん自慢のケーキ達に会いに、カフェ・ド・ジュアンを是非訪れてみてください♪

 


★店舗情報

店名:カフェ・ド・ジュアン

住所:千葉県柏市松ヶ崎812-2

電話番号:04-7133-3847

営業時間:9:00~19:00 ランチタイムは11:00~14:00オーダーストップ

定休日:第一、第三、木曜定休

http://www.juin.co.jp

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